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Daily Archives: 7月 17th, 2010

万歳!夏がきた

東北と九州の一部を除き鬱陶しい梅雨があけ、世の中全体が夏気分となった今日。待ちに待った夏の到来を祝して今回は、2006年RIDERS CLUB#390とちょっと過去に遡ってしまいますが、我が連載コラムEnjoy Riding  Surf & Roadをお届けします。先週は定期ブログのアップをサボッテしまったので、今回は二本立てとしました。お楽しみください。 Riku

オトナの夏がやってきた!!

待ちに待った本格的な夏がやって来た。『真夏』と言う言葉を耳にした途端、人生50回目の夏にして枯れるどころか、いまだに心がハジケ、ふらちな期待感に胸がトキメイテしまう。僕流にいわせてもらえば、大人の夏休みは宿題もなければ眠い目をこすりつつラジオ体操に行く必要もない。まったくもって無責任かつ自由気ままなのだ。
しかもセミの声に囲まれながらの早朝ツーリングにギラつく太陽の下でのサーフィン。一石二鳥のパラダイスシーズンの到来となれば、ワクワクしない方が病気なのであります。
 これで漸く、以前からキャプテンと温めていたある企みを実行に移す日が来た!とばかりに遊び心満載の我らネバーランドの住人は、その手始めとしてビーチサイドクルージングを楽しもうとR134へと繰り出したのでした。
 当日は、キャプテンのサーフデビューという記念すべき日でもあったためかDUCATI996タケタヅスペシャルと749Rで出掛けたにもかかわらず、西湘バイパスを一気に走り抜け、箱根辺りをギンギンに走るいつものそれとは、気分もスタイルもまったく違っていた。
 僕たちサーフ&モーターサイクルバムは、午前中の涼しい時間帯をクルージング、午後はエンジンと真夏の紫外線にほてった身体のクールダウンをかねてのサーフィンとシャレ込んだのであります。
 まずは、サーフィンも身だしなみが大切と、七里が浜からカラフルなビーチパラソルで埋め尽くされた由比ケ浜を抜け、葉山へとスーパーバイクをビーチクルージングに相応しいノンビリムードで走らせる。そしてジャズが流れる行きつけのサーフショップ、BIRD WELLで洒落たトランクスをゲット。再び七里が浜に戻り、僕の仲間達が流木を集めて建てたビーチハットをベースにのんびりサーフィン。ここには、気の置けない連中が集い、サーフィンの本当の楽しさをそっと教えてくれる、そんなムードが漂っている。早くもその一員となったキャプテンは、慣れるに従ってサーフボードのスイートスポットを見いだし、同時にパドリングのコツを掴みカーヴィングというサーフィンとモーターサイクルの共通点をクロスオーバーさせることができたようだ。このままでは僕のオハコを奪われてしまうのでは、と危機感を覚える程その魅力にハマってしまった。
 サーフィンもモーターサイクルも奥が深い『心のスポーツ』。楽しさを身体で感じることが上達への近道なのですぞ。ボクはといえば、週末は筑波でのMAX15と、ハイシーズンに興奮気味なのだった!

乗ってみよう、Go Go Musica

 サーファーやXゲーム系のアスリートが試合前に集中力やリラックス感を高めるために、ヘッドフォンを耳にしている姿を良く見かける。その内容はその時の気分によってヒップホップからロック等、様々なジャンルの音楽を聞き分けているようだ。
 僕も今日のレースは、どんなノリで行こうかと考えてみた。いくらバイクレースだからといって、イージーライダーのテーマソング「BORNTO BEWILD」じゃちょっとハズしすぎ。何気なくカーラジオのスイッチを捻ると情熱的なラティーノが耳に飛び込んで来たのであります。
That’s my type !と心で叫ぶと、それを合図にジョニーデップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」の不思議な小人達、ウンパールーパーに似た僕の心の住人も待ってましたとばかりに陽気に踊り始めたのです。
ヴィンテージレーサーなのに何でラテンなの?と思われるかも知れないが、僕のNORTON LOWBOY のフロントマスクは、チェリアーニのオールドGPにフォンタナのビッグドラムと完璧なイタリアンテイスト。
 つまりラテン系のフェイスにして、その心臓部とボディは純粋なジョンブルというダブルなハンサムボーイなのです。またしても僕流のこじつけなのだが、ラテンの血が混ざったレーサーとインド系にしてラテン的な風貌と気質を備えた僕とは、何故か相性がいい。さて本題のレースですが、真夏のレースだけに時間の経過に伴い気温、路面温度が急激な上昇を続け、それに比例してタイヤのグリップも低下の一途を辿り、各クラスとも予選から転倒が相次ぐ波乱のレースとなったのでした。
僕がエントリーしたMAX15は、7台のヴィンテージレーサーに加え19台の新旧のイタリアンレーサーが出走僕らヴィンテージレーサーは、時代も車格もまったく異なるバイク達を相手に一戦を交えたのでした。
 この日はラテン音楽が功を奏したのか、身も心もそしてハイスピードスロットルに換装したバイクもまさにノンストップゴーゴー。
今までのレースはチョットおとなしめだったのですが、今回は、気がつけば歯ぎしりをしながらフルバンク、続くストレートでは全開とかなりハイテンションだったのです。
 レースも残すところ一週半をむかえ、このまま逃げ切れば6位入賞かと思い、何気なくホームストレッチのポストを見ると、ななんとオフィシャルがブラックフラッグを振動させながら僕を指さしているではないか。
 エッ! What’s happening baby?  ともかくルールに従い右により第一コーナー手前の夏の太陽に照らされた緑鮮やかな芝生の上にそっとバイクを寄せてはみたものの、レース前の『大人のレースなのであまり熱くならずに楽しむように』とのオフィシャルからのメッセージとは裏腹に、僕の体内はベスビオス火山の大噴火のごとくカッカと燃え上がっていた。不満と?を抱え、コントロールタワーを襲撃。
 結果は、マフラーから白煙を吹いたとのこと。それでもオイルを吹いていないと食いつくも却下。前日にNorton never broke down.というステッカーを貼ったに! 大人のレースは、かくも熱き遊びなのだ。
チャオ! Riku